振り込め詐欺出前講座

otomisan

2008年09月22日 22:10

 いきいき活動部の計画により、「あなたは騙されていませんか。!!」という振り込め詐欺出前講座を富塚公民館ホールで行いました。

 講師は浜松中央警察署 生活安全課警部補 豊田 博実 先生
     及び防犯協会指導員 三ツ井 康久 先生

 振り込め詐欺について、実例を基に作成されたビデをで紹介してもらい、更に具体的なことや最近の事例について詳しく紹介いただきました。

 振り込め詐欺も現在大きく分けて4種類あるそうです。

1 オレオレ詐欺
  子どもや孫などを装って電話をかけてきて「会社の金を使い込んだ」、「交通事故を起こした」等言って金を騙し取る手口
  高齢者や主婦など昼間在宅する人が被害者
2 架空請求詐欺
  「出会い系サイト」、「アダルト番組」などの有料サイト利用料金や宝石や化粧品などの会員料金などを「葉書」や「電話」で請求
  比較的若い人が被害者
3 融資保証金詐欺
  大手金融機関やこれに類する社名を使用し低金利融資を申し込ませ、「手数料・保険料」、「信用調査」などの名目で騙し取る
  借入金がある人の個人情報が流出し狙い撃ちされ被害者
4 還付金等詐欺
  税務署、市役所、社保庁職員を装い「還付金」があるといってキャッシュカードで銀行やコンビニ等のATM機から振り込ませる
  高齢者や主婦など昼間在宅し、あまりATMを使わない人が被害者

 しかし、騙しの手口は日ごとに進化しているそうです。
 騙された人のほとんどが、振り込め詐欺は知っているが電話を受けたとき気が動転し、相手の言うがままになるようです。
 まず、一呼吸おき身近な人に相談するなり、警察(ここは475-0110)や県警ふれあい相談室(#9110)に電話をすることだそうです。

 浜松中央署管内でも今年16件4000万円あるそうです。振り込んだお金は犯人が捕まっても先ず返ってこないそうです。騙されないようにしたいですね。
 そのほか一般的なこの周辺で起こっている空き巣狙い引ったくり等のお話も聞きました。
 今日参加された方は、ひとまず安心ではないでしょうか?参加されなかった方騙されないようにしてくださいね。

 最後に参加された方は通帳ケース(右図)をいただきました。「他では200円で販売するものですが、今日富塚の方には無料でお分けしています。他の地区には言わないでください」ということでしたが、どういうわけか他のところに言っても同じ事を言っているそうです。

 この通帳ケースをもらったのでもう安心ですね。  

関連記事