浜松市中区地区社会福祉協議会連絡会から災害時高齢者等生活支援に係る日赤講習会の開催について依頼があり、東日本大震災のこともあり、ボランティア活動部が調整され本日(2月20日(月))午後
13:30~15:30の間和室において開催することになりました。
人員も30名限定とあり、一般に公開でなく富塚地区社協の推進委員を対象
に行ったものです。
講師は日本赤十字社静岡県支部から看護師2名(松井様、葛谷様)の方が来られお話しをいただきました。
講習内容は「災害時高齢者生活支援講習」ということで、
~災害が起こったときにあなたが支援できること~
・災害時、被災した高齢者の避難生活に焦点を当てて、高齢者の不安を軽減し不自由な生活から高齢者を守るために必要な、知識や支援技術を学びました。
細部内容としては「災害について」、「災害が高齢者に及ぼす影響」、「接する
ときの心遣い」、「気をつけたい病気や症状」、「知って役立つ技術」、「移動の支援」、「リラクリゼーション」、「足浴」などでした。
最初の1時間は講義でハンドブックを見ながらの説明、後の1時間は実際に体験をしました。
体験では「知って役立つ技術」ということで、立ったり座ったりする方法、ホット
タオル(タオルを熱湯(約100cc)で湿らせる)で手や首筋にあてると非常に気持ちよく体を拭いたりする方法、バケツや段ボール等とビニール袋、新聞紙などで作り足浴する方法で心身の緊張をほぐしたりすることを学びました。
参考として、毛布を使ったガウンやそれに風呂敷を2枚で作るリュックサックは簡易で役立ちそうです。
最後に「ボランティアの心得」を学びました。
本講習は講師の体験も踏まえユーモアーたっぷりにお話に溶け込みあっという間の2時間でした。