配食サービス研修(9月10日)

otomisan

2012年09月11日 20:29

配食ボランティアの会・研修会

 9月10日(月)配食ボランティアの会の研修会を行いました。
 テーマ「お酢について」
 講師 伊藤ちい子さん(配食ボランティア部員)
 参加者 29名

 講師の伊藤ちい子さんから、まず、日頃、調味料としてどの家庭でも何気なく使っている「お酢」には様々な効用があることの講義を受けました。健康にも良し、また、調理の際にもアク抜き、臭み取り、発色、酢めしの旨味などその効果は素晴らしい!
 また伊藤ちい子さん絶賛・オススメの「基本の甘酢」を作りその応用が多岐に渡るお話と実践の研修会でした。

〇 基本の甘酢の作り方
 酢 450cc  砂糖  350g 塩  小さじ1.5
 「甘酢の応用」
 フレンチドレッシング・・甘酢(30)+マヨネーズ(30)
 ごまドレッシング・・・・甘酢(30)+ごま(10)+マヨネーズ(30)+しょうゆ(8cc)
 ポン酢・・・・・・・・・甘酢(30)+しょうゆ(10)
 甘酢あん・・・・・・・・甘酢(60)+しょうゆ(6)+ケチャップ(2)
 ナムル和え・・・・・・・甘酢(30)+しょうゆ(15)+ごま油(3)
 酢みそ・・・・・・・・・甘酢(30)+みそ(17g)
 ※ 「基本の甘酢」がこんなにも多くの調味料に応用されるのです。

〇 調理したメニュー
 ① さんまの筒煮
 ② カニ玉
 ③ レタス、コーン、きゅうり、トマト、大根おろしの甘酢和え
 ④ アーリーレッドのマリネ
 ⑤ ワインゼリー

〇 実際に「お酢」を使用したのは
 さんまの煮汁、カニ玉の甘酢あん、レタス等のサラダの甘酢和え、
 アーリーレッド(赤玉ねぎ)マリネ

 調理は皆さん手馴れたもので、笑顔で手順良くどんどん出来上がり、いよいよ 楽しみ
 な試食となりました。

 一時間ほど煮込んださんまは骨まで柔らかいのに煮崩れもなく、しっかりと程よい味わいです。
 カニ玉の甘酢あんもしっかり他の具材を包み込み引き立ててくれてます。
 彩りの良いサラダは甘酢が馴染んだ大根おろしが絡まってとても美味しく初めての食感でした。
 アーリーレッドは見た目は玉ねぎとは思えない鮮やかな色です。

 伊藤ちい子さんが熱意を込めて語って下さった「お酢」の効用、「是非、皆さんもこの甘酢をご家庭で作って!」と教えてくれた絶妙の「基本の甘酢と応用レシピ」。
 今、健康志向ブームでメーカーサイドからお酢のレシピ本が出版される時代です。
 身近にあって素晴らしい調味料のお酢のこと、改めて教えていただきありがとうございました。そして、今後の配食ボランティアの活動にまた家庭でも役立てたい思いでいっぱいになりました。

関連記事