富塚地区社協ブログ

いつも　お伺いしている　駅南の施設に　「傾聴ボランティア」に出かけました。
穏やかな日差し、田んぼの畦には、スギナに衣替えしそうな土筆にレンゲ、豆の花。
見上げれば、ハナスオウ、薄桃色の桜の揺らぎに心が浮き立ちます。

春を笑顔いっぱい詰め込んで、施設の中に入れば、テーブルに緋毛氈がひかれ、お茶会の始まりでした。

無口なススムさんは、いつものように、無口でしたが、
・・・、傍で座っていてもいいよ！の発信が伝わります。
トシエさんは、最近の自分のスケジュールを話してくださいました。
カヨさんは、動きの悪い体にもめげず、昔の旅行の想いで出　、趣味で通ったダンスの愉しさを教えてくださいます。
ユウジさんは、はじめてお話聴かせていただきました。

わたしにまで、お抹茶のふるまいを戴き、俳句も一句　捻らせていただきました。
帰りに見上げた、施設の枝垂桜は、ぽつぽつと開き始めて　可憐でした。
ボラの種類にもよって、しんどさが先きの時もままありますが、季節の移り変わりを感じながら、
みなさんに会いに行くのは、わたしの元気の源のように思えるのです。
　　　　　　　　　 　by　　富塚たぬき