富塚地区社協ブログ

2019年６月８日(土) １３：３０〜１５：３０　富塚協働センター２Fホール

７３名の方にご参加頂き、拡大ふれあい公開講座『転ばない、転びにくい身体を手に入れよう』を開催いたしました。

聖隷福祉事業団　訪問看護ステーション住吉　理学療法士の鈴木真里さん、中北薬品株式会社　浜松営業所　栄養管理士の石橋綾恵さん、包括支援センター和合　所長の松山さんをはじめ所員の皆様を講師としてお迎えしました。

今回は今までのふれあい公開講座とは少し視点を変え、新たな試みを実施しました。
今の自身の運動能力を測定・記録し、毎年同じ測定をしていくことで自分自身の変化を知ろう、というものです。

記録を残して前年度の記録と比較すれば変化が分かりやすく、１年後の測定までのモチベーションアップにも繋がるのではないでしょうか。

記録を残したのはこのような内容です。
まずは皆さん一斉に片足立ちをし、右足・左足とそれぞれタイムを測定しました。

次に握力測定です。
握力を測定すれば、全身の筋肉量がだいたい分かるようです。
握力を測定する機会はなかなかないですので、皆さんに喜んで頂きました。
年代別の平均値が記載された紙が配布され、ご自身の記録と比較して会話が弾んでいました。

そしてもう一つは「Timed Up & Go Test」という測定です。
椅子に座った状態でスタートし、３m先の目印にを回って再び椅子に座るまでのタイムを測定します。
待ち時間に参加者の方とお話させて頂きましたが、普段から毎日ウォーキングをしているよ、たくさん動いているよ、という方がたくさんいました。
測定の様子を見ていても、しっかりした足取りの方が多い印象でした。

記録の測定以外にも、フレイルや栄養についてのお話をクイズを交えながら楽しくやって頂いたり、

介護予防などのお話をして頂いたり、

とても盛り沢山の充実した内容となりました。

最後に理学療法士の鈴木真里さんよりお話をして頂きました。
自宅で出来る介護予防の体操や必要性について、そして日常生活の中で意識していると筋力アップに繋がるような内容を説明頂き、講座は終了となりました。


今日参加された皆さまには是非来年も参加して頂き、１年前の記録と見比べて欲しいと思います。
講師の先生方に習った体操や、筋力アップを意識した日常生活を送ったり...また栄養面も意識して見たら...1年後、どんな記録が出るのか楽しみですね！

〈ふれあい交流部：篠原〉