浜松市社協主催の災害豆知識講習に参加してきました。
講師は浜松市社会福祉協議会の方や県災害ボランティアコーディネータの方でした。
最初に、神戸の大震災、中越大地震、中越沖大地震等のビデオやスライドで紹介があり東海地震の想定される地震規模や被害地域についての説明等が最初にありました。
「東海地震観測情報」、「東海地震注意情報」、「東海地震予知情報」、「警戒宣言発令」
の説明や避難[地]と避難[所]の違いの説明がありました。
知っているようで知っていないことばかりでした20数年前からいつ起きても不思議でないといわれていることです。改めて復習しておくことも重要かと思いました。
ここで説明して間違っても困りますので、次のところにも書いてありましたので見ていただければと思います。
〇地震予知と警戒宣言/異常の発生から警戒宣言発令までの流れ
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/life/disaster/bousai/hamamatu_j/bsjoho_11b.html
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/hamaJa/bousai/bousai_02.html
〇地震予知と警戒宣言
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/life/disaster/bousai/hamamatu_j/bsjoho_11.html
〇避難[地]と避難[所]の違い
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/life/disaster/bousai/qanda/qanda_01.html
次に、簡単な実習がありました。


1 簡単な紙コップの作り方
折り紙の要領です。水を入れたり、簡単な食べ物を小分けにするとき便利かなと思いました。
2 新聞で作るスリッパ
これも折り紙です。
1枚よりは数枚重ねて作るとより安全性が高まります。かさばらないので旅行時の持ち歩きも可能

3 ゴミ袋(45L)で作るレインコート
胴の部分は首の部分と腕の部分に穴を開けるだけ、帽子は袋の底を1つを頭巾にして切り開く感じで前で結ぶ紐を上手く切り抜けば完了です。
これはやや厚手のゴミ袋がよさそうです。これもかさばらないので外出時バッグの中に入れておくと役立ちそうです。小さい子どもさん用には30Lのものが良いようです。

4 簡単なランプ作り
食用油(廃油でも可)を利用します。
先ずティッシュで芯を作ります。
アルミホイルで芯を支えるものを作ります。
ガラスのコップ(空き瓶でも可)に油をいれ芯を入れます。
芯に火をつければランプになります。芯を作るのに要領があります。
芯の出し方か硬さかよく分かりませんが、ススが出るのとほとんど出ないのができました。

5 アルファ米の試食
水又はお湯を注ぐだけででき食べてみましたが、味もまずまずで震災時にはとても重宝かなと思いました。
防災グッズを売っているところには置いてあるようです。

6 卓上コンロで炊いたご飯の試食
空き缶に食用油を入れ、簡単なランプ作りのときの要領で作った芯を多くして炊飯します。
火力は弱く感じますが40分程度でできるそうです。(電気炊飯器と同じくらいでしょうか。)
これは食べてみて全く通常のご飯と変わりません。釜は鍋等でかまいません。
ただお米の量と水の量をいくらにするか知っておかないと、鍋等の場合目盛りがないので失敗することになります。たまにはガスを使用して鍋で炊飯の練習をしておくのも良いかもしれません。
最後に冠婚葬祭等で使用済みのろうそくをいただいて、溶かしてビン入れタコイトを芯にして作るランプの紹介や、停電時に点灯するランプ等の紹介がありました。
震災は他人事ではありません。日頃から考えいろいろ対策をしても防ぎきれるものではないと思いますが、対策しなければ被害は拡大すると思います。これを機に少しずつでも手がけていきたいと思いました。
ここでの説明では、理解しかねる内容もあるかと思います。
事務局の3名が参加しましたので、富塚公民館内の「ふれあいコーナーとみつか」で「いきいきサロン」(10時から12時)で紹介したいと思います。
事務局の担当が水曜日になっています。毎水曜日3名の誰かがいるわけでもないので事前に電話(472-8868)するか本ブログの右サイドバーの「オーナーへメッセージ」のところからメールができますので連絡していただければと思います。